ネオス編 の存在を知った方なら対戦する際の他編とのルールの違いが気になる事かと思います。
ネオス編のルールブックを所持していますし、不明な点は現地のプレイヤーに質問できる状態でもありますので、せっかくならということでルールを纏めて公開しておこうと思います。
カードを持っているけどデッキの組み方が分からない
スターターは持っているけど対戦の仕方が分からない
私はネオスのデッキを数種構築済みなので、ネオスと対戦してみたい 等々
ネオスでのデッキ構築や対戦の際はこちらのページを参考にして頂ければと思います。
質問やご指摘等ありましたら連絡を頂けると助かります。
随時反映していきますので、よろしくお願いします。
※基本的にメトロまでのルールは把握しているものとし、それまでのルールとの違いという観点で纏めております
カードの種類について
裏面の違い
ネオス編はカードの裏面の違いで大きく3種類に分けられます
左から順に
1番目のカードが通常の「召喚師カード」「召喚獣カード」
2番目のカードが「F (フィールド) カード」
3番目と4番目のカードが「占星術カード」
となります
ネオスで新登場した属性
ネオスでは1つの属性のアイコンが変更になり、3つの新属性が登場しています
左から順に
1番目が無属性です。こちらはアイコンが今までの物から変わっています。
属性が増えるたびに並ぶアイコンも増えていくのの対策ですかね?
以降は新属性になります。
2番目:次元
3番目:魔
4番目:星
ネオスで新登場したサブ属性
ネオスで新登場したサブ属性は2つあります
左から順に
2番目:邪龍
3番目:聖龍
邪龍、聖龍が新登場のサブ属性になります。
竜、邪龍、聖龍は全て別のサブ属性扱いとなります。
そのため、100パワー竜の5枚制限に邪龍、聖龍は含まれません。
ドラゴンコンボも邪龍、聖龍では成立させる事ができません。
(SP封じ) について
ネオスにはSP封じ(召)は存在していません。
そのため、SP封じをガード可能なカードも存在していない…
はずだったのですが終盤になってこれらのカードが登場しました。
「襲来之悪魔」
ネオスで唯一のSP封じをガード可能なカードです
「不可能的東西」
無属性かつパワーが100、SP封じではない上にガード不可で回復不能という超強力カードです
コンボ
ネオスには新登場のコンボが2つあります
下から順に「貝竜コンボ」まではメトロ編までと同じです。
ネオス編では貝竜コンボの上に「聖龍コンボ」「邪龍コンボ」の2つが追加になっています。これら2つのコンボの強さは同等となります。
成立させるためにはその名前の通り、先述した新登場のサブ属性「聖龍」「邪龍」で召喚獣を揃える必要があります。
また例外として、写真の組み合わせでのみ成立する「究極最強コンボ」が存在し、倍率は6倍と変わりませんが、強さは全コンボ中最強となるロマン溢れるコンボです。
ちなみに各カードの効果
天:SPガード
左:左ガード
右:右ガード
help:究極最強コンボ成立に必要
デッキ構築ルール
召喚師
召喚師レベル
基本的には他編と同じです
Lv1~Lv2:1枚以上
Lv3~Lv4:1枚以上
Lv5:1枚まで
Lv6:1枚まで
Lv7, Lv∞:1枚まで
軍団
他編と同様、その軍団の召喚師でしか組めないタイプと制限の無いタイプがあります。
また、メトロ編のように他編の召喚師と混ぜることは出来ません。
(そもそも同じ名前の軍団がありません)
写真上段:~としか組めないタイプの軍団
- 龍之守護者
- 魔神帝国
- 占星術師
写真下段:制限がないタイプの軍団
- 薬師
- 料理団
- 妖術師
- 竜騎士
- 風水師
ゾーン
ゾーンを構成するカードについて
以下のカードで構成され、50枚とする必要があります。
- 召喚獣カード
- helpカード
- help/SPカード
- SPカード
- Rカード
Fカード、占星術カードはゾーンには混ぜずに使用するため、ゾーンの50枚とは別扱いとなります。
枚数制限
次の制限は他編と同じです。
- 同名カードは1枚まで
- 同パワー召喚獣は12枚まで
- 100パワー竜は5枚まで
その他制限については以下のようになっています。
天災、悪魔の所業、天の奇跡はそれぞれ1枚まで
他編で存在している特殊な効果付きのこれらのカードはネオスには存在しないため、特に意識する必要は無いかと思います。
「右陣之神兵」「右陣之神兵」「除去獣滓里巴利加」の中からいずれか2枚まで
大体は左の2枚を選択するとは思いますが、一応これらのカードに制限があります。
Fゾーン
ゾーンとは別にFゾーンが存在します。
FゾーンにはFカードを最大5枚まで入れることが出来ます。
ちなみにですが、Fカードにも属性が存在しており、カード名の左側のアイコンで示されています。
占星術ゾーン
こちらもゾーンとは別に占星術ゾーンが存在します。
ただし、占星術カードは軍団「占星術師」専用のカードとなります。
占星術ゾーンを使用する場合は、Fゾーンを使用することが出来ません。
つまり、占星術師は占星術カードを使用できる代わりにFカードが使用できないということになります。
占星術ゾーンは以下のどちらかの構成で合計が必ず5枚である必要があります。
- 月:2枚 + 星:3枚
- 月:3枚 + 星:2枚
F(フィールド)のルール
Fゾーンの配置
ここからはネオスの特徴的な要素であるF(フィールド)について順を追って解説していきます。
使用前のFカードはFゾーンに置かれており、Fゾーンはゾーンの下に裏側で横向きに配置します。
Fゾーンは裏向きですが、控え召喚師と同様にいつでも確認することができます。
Fカード使用の基本ルール
- Fカードに関する操作をする場合、自分のターンでゾーンからカードを引く前に宣言する必要がある
- 宣言した場合、以下のどちらかの操作を1度だけすることができる
- Fカードが出されていない自分の場または相手の場に任意のFカードを使用する
- 自分または相手の場に出ている自分のFカードをホールに送る
- 場に既にFカードが出されている場合、別のFカードで上書きすることはできない
- 相手が出したFカードをホールに送りたい場合、自分の場、相手の場に限らず、カードの効果によってホール送りにする必要がある
- 1ターンに操作可能なFカードは1枚のみ。1回の召喚師の勝負中に自分のターンの数(最大4回)まで操作可能ということになる
- Fカードの操作と「おりる」の処理は別で考えるため、以下は共に可能
- Fカードを操作後、カードを引かずに「おりる」
- Fカードを操作後、カードを引いて1枚出して「おりる」
対戦における流れ
ここからは画像を使って説明していきます。
現在こちらの2ターン目の開始、ゾーンからカードを引く前の状態です。
Fカードを自分の場に使用すると宣言し、Fゾーンを確認して任意のFカードを自分の場に出します。(自分の場のFカードを出す場所は写真の位置です)
「次元流 (LV2)」を使用しました。
これにより、自分のフィールドは次元属性となり、
効果「次元のフラッシュコンボを決めて勝ったときのみ勝利ポイント4倍」
が適用されます。
その後通常通り、ゾーンからカードを引き、1枚カードを場に出して自分のターンが終了となります。
相手も同様に自分の場にFカードを使ってきました。
Fカードの効果は「魔のフラッシュコンボを決めて勝ったときのみ、自分の勝利ポイント計算後、自分の勝利ポイントの合計に+10」です。
このままでは相手に魔のフラッシュコンボを決められてFカードの恩恵を受けられてしまう可能性があります。
そこで、helpカードの効果を使用して相手のFカードをホールに送ります。
これでF効果で+10されることは防ぎました。
ただ、相手のコンボは止められていないため何とかして防ぎたいところです。
そこで次の自分の最後のターンのゾーンからカードを引く前にFカードを相手の場に使用することを宣言し、相手の場に自分のFカードを使用しました。
Fカードの効果は「魔(召)をすべてガード」のため、相手の場の召喚獣はガードされました。
ただし、前回の自分のターンでFカードをホールに送った後、相手のターンでFカードが相手の場に使用されてしまった場合、相手のフィールドは空いていないので相手の場にFカードを出せなくなるところでした。
ちなみにFカードはどちらが使用したかの判別が出来るように、使用者の向きで文字が読める方向で出します。
これでこの召喚師の勝負が終わりになりました。
勝負は自分の勝ちとなります。
Fカードは勝利ポイントに含まれません。
そのため8ポイント獲得となります。
次の召喚師の勝負となりますが、Fカードは召喚師の勝負が終わっても場に残り続けます。
ただし、次のような強力な効果を持っているために、1回の召喚師の勝負が終わるとホール送りになるFカードも存在します。
次に自分が出しているFカードのホール送りについてです。
この状態で、まず自分のターンの開始時ゾーンからカードを引く前にFカードの操作を宣言し、相手の場に出していた自分のFカードをホールへ送ります。
その後、次の自分のターンで改めてFカードの使用を宣言し、新しいFカードを相手の場に出すことができます。
効果は「竜(召)をすべてガード」のため、相手の召喚獣をガードできました。
ただし前述の通り、相手のターンで相手の場にFカードが出されてしまうことに注意する必要があります。
これは自分の場も同様で、自分の場を別のFにするために自分のFカードをホール送りにした次のターンで、相手がFカードを自分の場に出してしまう可能性があります。
そういったことを防止するような効果も存在しています。
ここまでがFカードを使用した対戦の流れとなります。
Fカードへの対処方法
ネオス編の場合、Fカードで自分の不利な効果や相手の有利な効果へ対処したい場合は前述の通り、召喚師や召喚獣、補助カードにもFカードをホール送りにする効果を持っているものが多数があるためそれを使用します。同時にFカードをホールから回収する効果も存在します。
それ以外の他編の場合はFカードに対する専用の効果を持つカードが存在しないため、「天災」「悪魔の所業」「天の奇跡」でのみ対処することが出来ます。
それぞれのカードがFカードに与える影響は以下のようになります。
基本的に天災以外ではその場凌ぎしかできないことが分かります。
天災
- お互いの場に出ているFカードをホールへ送る
悪魔の所業
この召喚師の勝負のみ、場に出ているFカードに以下の影響を与える
- 自分の場に出ているFカードの自分に不利な効果を消去
- 相手の場に出ているFカードの相手に有利な効果を消去
天の奇跡
この召喚師の勝負のみ、場に出ているFカードに以下の影響を与える
- 自分の場に出ているFカードの自分に不利な効果を消去
有利な効果、不利な効果について
基本的には以下のように分類されています。
有利な効果
パワー変更
サブ属性変更
召喚属性的は出せないカードを出せるようにする
パワー倍化
+修正の増加
不利な効果
ガード
特殊効力を消す
サブ属性を消す
パワーダウン
+修正の減少
その他
天災に似た効果を持つ以下のカードについては、天災とは別カード扱いですが、効果に記載されている通り「激龍旋風」はFカードをホールに送りますが「捲起小海鵺者」はFカードはそのまま場に残ります。
占星術のルール
占星術ゾーンの配置
ここからは占星術師の専用カードである占星術について順を追って解説していきます。
使用前の占星術カードは占星術ゾーンに置かれており、占星術ゾーンはFゾーンの代わりにゾーンの下に裏側で横向きに配置します。
占星術ゾーンは裏向きですが、控え召喚師と同様にいつでも確認することができます。
占星術カード使用の基本ルール
- 召喚師の勝負開始時に指定されたカードの中から相手がランダムに選択する
- 選択された占星術カードの効果はその召喚師の勝負のあいだ有効
対戦における流れ
ここからは画像を使って説明していきます。
現在お互いに召喚師を出して勝負が始まるところです。
通常通り抜き手の順番で召喚師の効果が発動します。
こちらの効果は「占星術(星)または(月)のどちらかを1枚見せずに相手に選ばせ、占星術ゾーンの上に表向きに置く(任意)」となっています。
今回のサンプルデッキでは月が2枚、星が3枚の計5枚という構成です。
今回の召喚師は星か月のどちらかと指定があり、どちらにするかは自分で選ぶことが出来ます。
相手の召喚師のレベル、性別、年齢等をみて刺さりそうな効果が含まれる方を選択するのが良さそうです。
今回は星の占星術カードを選びました。
相手にこの中からランダムで1枚選択してもらいます。
選ばれたカードです。
この中で相手の召喚師に対応した効果が、この召喚師の勝負中に有効になります。
勝負中は占星術ゾーンに表向きにしておきます。
占星術カードはFカードと同様に勝利ポイントの計算には含まれません。
召喚師の勝負が終わった時、元の占星術ゾーンに戻し占星術ゾーンをシャッフルします。
そして、次の召喚師の勝負では、また指定のカードのなかから相手にランダムで1枚引いてもらい、効果発動となります。
占星術カードへの対処
Fカードと違い以下のカードによる影響を一切受け付けません。
- 天災
- 悪魔の所業
- 天の奇跡
そのため、他編からすると効果が刺さってしまったら受け入れるしかないものとなります。
ただこれはネオスでも同様で、占星術カードに影響を与えられるカードは次の1枚しか存在していません。
おわりに
以上でネオスのルール解説の全てとなります。
始めにも書いた通り、不明点があれば質問を頂ければ確認してブラッシュアップしていければと思います。
これを機にネオスに興味を持って対戦できる人が増えたら良いなと思い纏めてみました。
他編との対戦では、相手の場にFカードを使用しない等の制限を付ければバランス的にちょど良いのかな?とは思ってます。
私もネオスのデッキはいくつか作成してあるので、興味があればぜひ対戦をお願いします!
コメント